ガス栓の開栓

ガスメーターに取りつけられている「連絡票」の連絡先(弊社の担当営業所)に連絡してください。ガス栓の開栓の際には保安点検のため40分程度お時間を戴きますのでご協力をお願い致します。

使用されるガス機器
全国で使用されているガスの種類は十種類程度あります。ガスの種類とガス機器の種類が合わないと正常な燃焼をせず、一酸化炭素(CO)が発生して中毒等の原因になり大変危険です。
なお、弊社が供給しているガスはLPガス(液化石油ガス)です。ご使用前に必ずガス機器のラベルを見て、LPガスと合っているかどうかご確認下さい。合っていない場合はガス機器を調整する必要がございますので、必ずご使用前に弊社の担当営業所までご連絡ください。

地震の時は

お客様の落着いた行動が火災などの二次災害を防ぎます。地震が起きたら、あわてずに次の行動をお願いします。

  • 地震がおさまってから、ガス機器の器具栓を閉め、ガス栓も閉めてください。
  • ガス漏れに気づいたら、すぐ窓や戸を開けて、弊社の担当営業所へ連絡し、屋外に避難してください(この時、火気や電気は絶対に使用しないでください)。
  • 可能であればメーターガス栓を閉めてください。

あわてずに落ち着いて行動してください

火気は絶対使用しないでください。ガスに引火するおそれがありますので、換気扇、電灯など電気器具のスイッチには絶対手を触れないでください。また、室内のガス栓やメーターガス栓を閉めてください。次に窓や戸を大きく開けてじゅうぶんに換気してください。
なお、換気に際して、扇風機等の電化製品は絶対に使用しないでください。自然換気が原則です。LPガスは空気より重いガスですので、掃き出し窓や玄関など、床面より低い位置に設置してある窓や戸を開放したほうが効果的です。その後、できるただちに弊社の担当営業所へ連絡していただき、屋外に退避してください。
ガス臭いときには、連絡を頂ければ休日・夜間であっても出動致します(無償)。ガス臭いときには必ず弊社の担当営業所へ連絡していただき、担当者の指示に従ってください。

LPガスの性質
一般家庭で使用されるLPガスには、万一の場合にそなえて、独特の臭い(タマネギの腐敗臭に類似)がつけられています。LPガスは空気より重いガスですので、万一漏れた場合は床面に漂いますので、掃き出し窓や玄関などを開放して床面の通気をよくし、じゅうぶん時間をかけて換気を行う必要があります。また、LPガスには一酸化炭素(CO)は含まれておりませんので、生ガスによるガス中毒はおこりません。

ガス器具の安全使用のために

ガス機器には適合マークがついています。ガス機器はガスの種類に合わせて調整されています。あなたのお使いのガス機器にLPガス用の適合マークがついているか確認してください。

炎の状態は?

正常に燃焼している炎はきれいな青色をしています。空気が足りない場合の炎は、炎の先端部あるいは全体が黄色~オレンジ色を帯びます。空気が多すぎる場合には、炎は青白く短いものになります。

ガス栓とガス機器の接続は?

ガス栓のサイズ・接続口の形状に合った接続具(ゴムホース等)をご使用ください。 無理な接続はガス漏れ、火災などの原因になります。

ゴム管は大丈夫?

外見上異常がない場合でも、約3年を目安にお取り替えください。また、ひび割れや固くなったものは早急にお取り替えください。
ゴム管はガス栓の赤い線まで(根本まで)キッチリ差し込んでいただき、必ずゴム管止めで止めてください。ゴム管止めをしないとガス漏れ、火災などの原因になります。
使わないガス栓にはガス栓キャップをかぶせてください。なお、使用しないガス栓がある場合には弊社の担当営業所までご連絡下さい。誤操作によるガス漏れ等が発生しないように弊社の担当者がガス栓を取り外す等の処置を致します。

ガス機器使用時には換気にご注意ください

ガスは新鮮な空気を求めています。換気が不十分な状態でガスが燃焼すると、不完全な燃焼となり、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。必ず換気扇を回すか、窓を開けるかして、換気を行ってください。

キッチンでのチェックポイント

コンロや小型湯沸器をお使いになる時は、必ず換気扇を回すか、窓を開けて換気してください。ただし、マンションなど機密性の高い住宅や、閉め切った室内でお風呂を沸かしているときや、シャワーを使っている時に、隣接するキッチンの換気扇を回すと、ふろがまの排気が浴室内に逆流し、一酸化炭素中毒をおこす場合がありますので、換気扇は使用せず、窓を開けるようにしてください。

お部屋でのチェックポイント

ガスストーブ等をお使いになる時は30分に1回程度、新鮮な空気に入れ替えてください。
排気筒は確実に取り付いていますか?(排気筒があるガス器具をご使用のお客様の場合) 排気筒(煙突)が詰まっていると、不完全燃焼を起こす場合があり大変危険です。日頃から、以下の点に気をつけてください。
排気筒(煙突)の詰まり、はずれ、穴あき、腐食を確認してください。 排気筒(煙突)内に、鳥が巣を作っていたり、排気筒の先端部がふさがれていないか確認してください。
給気口が植木や荷物等でふさがっていないか確認してください。

ガスを上手にお使いいただくためのポイント

お風呂

沸かし過ぎはガスの無駄です。適量の水を適温に。
夏は昼間のうちに水を入れておくと早く沸かすことができます。
逆に冬は沸かす直前に水を入れる方がお得になります。

湯沸器や給湯器

湯沸器や給湯器のお湯を使ってコンロで沸かすと、早くて経済的です。但し、湯沸器や給湯器の設定湯温を必要以上に高くすると機器を傷めるなどかえって逆効果になる場合もございます。適温にてお試し下さい。

コンロ

ガスを点火する前にお鍋をかけて、お鍋をおろす直前にガスを消すのが経済的です。ガス炎の先端がお鍋の底にあたるように調節すると効率的です。必要以上に火力を強くしても、逃げていく熱が多くなるだけで経済的ではありません。
また、炎が長くなったり、先端が黄色くなる場合は空気不足ですので、コンロのお手入れをしてください。

湯沸器や給湯器

湯沸器や給湯器のお湯を使ってコンロで沸かすと、早くて経済的です。但し、湯沸器や給湯器の設定湯温を必要以上に高くすると機器を傷めるなどかえって逆効果になる場合もございます。適温にてお試し下さい。

ガス機器のお手入れ

ガス機器は、こまめにお手入れすることによって安全性と器具の効率性・耐久性が高まります。
日頃からお手入れを欠かさぬよう心がけてください。
ガス機器の安全なご使用、日常管理については、取扱説明書をよく読んでいただき、その内容を理解し、ご使用いただく事が大切です。
ガス機器をご使用時に、不快な臭い、炎のあふれ、機器本体の異常な過熱などがあった場合には、直ちに使用を中止していただき、ガス機器購入店または弊社の担当営業所までご連絡ください。

ガス小型湯沸器

熱交換器が目詰まりをしていると、不完全燃焼の原因になることがあります。時々上部に汚れや詰まりがないかチェックしてください。使用中にたびたび火が消える場合は、そのままの状態で使用を続けると危険ですので使用を中止していただき、ガス機器購入店または弊社の担当営業所まで点検(無償)・修理(原則有償)をお申し込みください。

ガス小型湯沸器

熱交換器が目詰まりをしていると、不完全燃焼の原因になることがあります。時々上部に汚れや詰まりがないかチェックしてください。使用中にたびたび火が消える場合は、そのままの状態で使用を続けると危険ですので使用を中止していただき、ガス機器購入店または弊社の担当営業所まで点検(無償)・修理(原則有償)をお申し込みください。

ガス暖房器

エアコン、FF暖房機、ファンヒーターは、裏側のエアーフィルターをこまめにお掃除してください。途中消火の原因になることもあります。

ガステーブルコンロ

バーナーが目詰まりすると炎がふぞろいになるなど、不完全燃焼を起こす恐れがあります。
また、調理の効率も悪くなりますので、時々器具ブラシ等でお手入れしてください。

ガス風呂がま

湯あか・水あかがたまったら、上部循環口、下部循環口に水道ホースを入れて強く水を流し込むと、水が上下に循環して汚れが取れます。市販の洗浄剤をご使用頂くのも効果的です。まめに湯あか・水あか掃除を行っていただきますと、湯沸かしの効率が全然違いますし、なんと言っても衛生的です。

ガス機器が故障したら

取扱説明書を読んでも直せなかった場合には、お買い求めになったガス機器購入店、または弊社の担当営業所まで連絡してください。

修理を依頼する時は

修理するメーカー名・品名・故障箇所・故障の状態を、できるだけ詳しくおしらせください(品名は取扱説明書などをご覧ください)。故障の状態がよくわからない場合は弊社の担当営業所までご連絡ください。ガス器具の状態をお客様に代わって確認致します(確認は無料)。その後、ご希望があれば製造メーカー等への取り次ぎを行います。

保障書は大切に保管してください

万一保証書をなくされると、たとえ保証期間内であっても修理代がかかることがございます。